新1年生がバスに“置き去り” 窓から飛び降り自力で脱出
社会|
04/14 19:37
小学校に入学したばかりの子どもがバスに“置き去り”です。男の子は自力で窓から脱出したといいます。
入学式翌日、福島県会津坂下町の小学1年生6人が下校のためにバスに乗り込みました。
その後、バスは児童たちを送って車庫に戻りました。
そして、60代の運転手は車内の確認をせずにバスに鍵を掛け、その場を去りました。
ところが、後ろの席で寝てしまった1年生の男の子1人が乗ったままだったのです。
目を覚まし、置き去りにされたと気付いた男の子はバスの窓を自分で開けます。
そして、地上1.5メートルの高さから飛び降りて脱出したのです。
男の子は近くの飲食店に駆け込んで助けを求めたということです。バスが車庫についてから40分が経っていました。
飲食店から小学校への連絡
「店内に泣いている子どもがいる」
置き去りが起きたバスはスクールバスではありません。
入学直後の授業終わりに合わせて町が出した臨時のマイクロバスでした。
臨時で児童を乗せたこともあり、運転終了後の確認はマニュアル化されていませんでした。
会津坂下町
「運転手全員に再発防止の徹底を図っていきます」