要文化財・明治神宮の柵に「火」のような文字 警視庁が捜査
社会|
04/11 21:14

東京・渋谷区の明治神宮で重要文化財に指定された玉垣に「火」のような文字が削られていたことが分かりました。警視庁が詳しい経緯を調べています。
11日正午ごろ、渋谷区代々木神園町の明治神宮で男性職員から「『火』という文字の形が削られている」と110番通報がありました。
警視庁によりますと、明治神宮の本殿を囲む柵にあたる木製の玉垣に「火」とみられる形に削られ、その周りには1本の線が入っていたということです。
事件の3日前に職員が見回りで近くを通っていますが、この傷は確認されていませんでした。
明治神宮の「玉垣」は国の重要文化財に指定されていて、警視庁は重要文化財保護法違反の可能性もあるとみて、傷が付いた経緯を詳しく調べています。