植物組織「笠原ゲートウェイ」新発見
社会|
04/10 09:00
名古屋大学(植物生殖学)の笠原竜四郎特任准教授らのチームが発見したのは、植物の“へその緒”にあたる組織で、「笠原ゲートウェイ」と名付けられました。
植物が受精した後、種子に栄養が送られる道の入り口にあり、受精が失敗すると入り口がふさがれ、実らない種子に栄養を送ってしまうムダを防ぐ門の役割を果たします。
応用した実験では、門を開き続けることで稲に栄養を送り続けることに成功し、米粒を10%ほど大きくすることができました。
笠原特任准教授
「高たんぱくなコメとか、ビタミンAをより多く作るコメとか、将来的に自由自在に作れるんじゃないかと考えて研究を進めていく予定です」
(「グッド!モーニング」2025年4月10日放送分より)