医療搬送ヘリ事故 機長が意図的に不時着水試みたか
社会|
04/11 06:10
長崎県対馬沖で患者や医師ら3人が死亡した医療搬送用のへリの事故で、運輸安全委員会は機長が意図的に不時着水を試みたとの見解を示しました。
運輸安全委員会
奥山克也調査官
「機長が意図をもって不時着水を試みて、安全に着水できなかったというか、着水した後、横転したんだろう」
6日、対馬空港から福岡市の病院に向かっていた医療搬送用のヘリが対馬沖で着水・転覆し、乗っていた患者や医師ら3人が死亡しました。
運輸安全委員会の調査官は機長がフロートを手動で膨らませた形跡があり、海へ不時着水を試みたとみられるとしました。
今後はエンジンに外見上の異常はないものの、回収したデータの解析を行うとしています。