積み上げられた大量のティッシュ箱。これは、ある会社が新たに導入した「花粉症手当」の一つです。 クックデリ
　広報課
　星山七海氏 「毎日高保湿ティッシュを使えるわけではないので、使えるのがすごくうれしくて」
　高齢者向けに調理済み食品の献立などを提供しているこの会社では、花粉症で社員の鼻が詰まることで、食品開発の業務に支障が出るといいます。
　林野庁によると、国民の4割が苦しんでいるとされる花粉症。「手当」導入の背景には何があったのでしょうか。 クックデリ
　上席執行役員 高橋輝圭氏 「従業員にアンケートをとったところ、ちょうど半数、50％の社員が毎年花粉症に悩まされているということが分かったので。一人ひとりのパフォーマンスを上げるために、花粉症手当を導入することになった」
　全社員に高保湿ティッシュ3箱を支給したことに加えて、医療機関を受診した際の費用を4000円まで補助。利用した社員は次のように話しました。 星山氏 「アレルギー検査を病院で受けて、自分に合った薬を処方してもらった。会社の方で負担してもらえて、症状がひどくなる前から迷わず病院に行くことができた」 （「グッド！モーニング」2025年3月31日放送分より）