花粉飛散で「合併症」急増 「花粉皮膚炎」も
社会|
03/24 08:53
街で猛威を振るうスギ花粉。今シーズンは、前のシーズンよりも花粉の飛散量が多い予想。スギに加え、ヒノキもこの先ピークを迎え、ダブルパンチの状況です。
都内のクリニックでは、花粉症での受診が急増。うち半数もの人が、花粉症で別の疾患が引き起こされる「合併症」になっていました。
いとう王子神谷内科外科クリニック
伊藤博道院長
「市販の薬でいつも大丈夫だったのに耐えられない。それから重症化してしまって、合併症を起こす患者がそれぞれ急増」
ぜんそくや鼻炎のほか、皮膚が荒れる花粉皮膚炎の患者も増加しています。
伊藤院長
「加湿は湿度を見ながら、乾燥が進みそうな日は加湿器を使う。それから保湿、皮膚の表面は保湿剤を使う。寝る前、途中で目が覚めたら水を1杯、朝起きたら水を1杯。脱水を防ぐことも粘膜の乾燥を防ぐうえで重要」
(「グッド!モーニング」2025年3月24日放送分より)