鳥取・大山で単独登山の56歳女性が遭難死 7合目付近で滑落 積雪は平年の約2倍
社会|
02/25 12:38

鳥取県の大山で24日、1人で登山していた56歳の女性が滑落し身動きが取れなくなりました。女性は25日、救助されましたが死亡が確認されました。大山付近の積雪は平年のおよそ2倍となっています。
警察や消防によりますと、24日午後5時ごろ、鳥取県の大山で登山をしていた女性から「6合目から7合目付近で滑って道が分からない」と救助の要請がありました。
要請を受けて警察などが救助に向かおうとしましたが、天候不良のため捜索を断念しました。
25日午前5時ごろから18人体制で捜索を再開し、午前7時すぎに7合目付近で女性を発見しました。
女性は県の防災ヘリコプターで救助され、米子市内の病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。
女性は1人で登山していて、24日午後6時ごろを最後に連絡が取れなくなっていました。
寒波による大雪で、大山付近の積雪は24日午後5時の時点で247センチと、平年のおよそ2倍でした。