自民総裁選 来月4日投開票へ 党員票含む“フルスペック”で
政治|
09/09 11:54
自民党は、総裁選挙を党員投票も含むフルスペックの形で行うことを決め、9日午後の会議で来月4日投開票とする方針です。
(政治部・飯山雄矢記者報告)
フルスペックに決まったことで、半分を占める党員票の行方がカギを握ることになります。
高市前経済安保担当大臣は午後に側近議員らと会合を行う予定です。
支援する議員は「党員票頼みなのでフルスペックの選挙はもちろん有利だ」と意気込んでいます。
小泉農水大臣
「(Q.総裁選について)一致結束する党の形を作るために、環境を作るために私自身が何ができるかを考えて判断したい」
小泉大臣は出馬するかどうかは明言しませんでした。
周辺は「フルスペックになったのは痛い。農政改革も地方の党員票にマイナスに働くかもしれない」と話します。
8日、総裁選への出馬を表明した茂木前幹事長は支援する議員との会合を重ね、10日午後にも政策発表を行う方向です。
林官房長官は、周辺によりますと、来週にも出馬表明する方向で動いています。
小林元経済安保担当大臣は去年は一番乗りで表明しましたが、側近は「今回は初挑戦じゃないので焦らない」と話しています。
他にも出馬を模索する動きもあり、構図が固まるのは来週以降となりそうです