岩屋外務大臣はイスラエルによるイランへの攻撃について「事態をエスカレートさせる行動」として強く非難しました。 岩屋外務大臣 「イランの核問題の平和的解決に向けた外交努力が継続しているなか、軍事的手段が用いられたことは極めて遺憾です。我が国としては、事態をエスカレートする今回の行動を強く非難いたします」
　岩屋大臣は「中東の平和と安定は我が国にとって極めて重要で、事態の鎮静化を強く求める」と強調しました。
　イランにおよそ380人いる日本人の状況については「現時点で日本人が被害に遭った情報はない」としたうえで「日本人の安全確保のためにあらゆる手段を取っていかなければならない」と述べました。
　政府は、イランへの渡航を中止するよう注意喚起しているほか、イラン側が報復攻撃をする可能性があるため、イスラエルにある日本大使館を臨時休館にしています。