維新 ガソリン暫定税率廃止へ野党連携にかじ 与党と協議決裂うけ
政治|
06/05 18:02

ガソリン暫定税率を巡る与党との協議が決裂したことを受け、日本維新の会の前原共同代表は立憲民主党などの野党と連携して今年7月からの廃止を目指す考えを示しました。
日本維新の会
前原共同代表
「野党協力というものをやっていこうということに舵(かじ)を切ることに致しました。立憲民主党さん、国民民主党さんとの協力のなかで、7月から暫定税率の廃止というものを実現をさせたい」
維新はこれまで自民党、公明党と暫定税率に関する協議を続けていましたが、暫定税率を廃止した場合の財源の議論で折り合わず交渉は決裂しました。
一方、立憲民主党は7月から暫定税率を廃止する法案をすでに国会に提出していて、野田代表は維新との連携に前向きな考えを示しました。
立憲民主党
野田代表
「維新さんも自公との協議を打ち切ったということは一緒に対応できるかどうか。野党がまとまれば暫定税率の廃止を実現することができますので」
国民民主党は自民党、公明党と暫定税率の廃止で合意していますが、玉木代表は「一向に廃止されないままだ」と与党を批判しました。
今後は立憲や維新に協力を呼び掛けたうえで、独自の法案を提出する方針で野党でまとまれるかどうかが焦点となります。