「農林水産品を犠牲にする交渉方針は受け入れない」自民が農水大臣に提言
政治|
04/25 20:10

アメリカとの関税交渉を巡り、自民党の森山幹事長らは「農林水産品を犠牲にする交渉方針は断じて受け入れられない」などと江藤農水大臣に申し入れました。
自民
森山幹事長
「交渉が国益を損なうようなことにならないように、食料の安全保障がしっかり守られる結論になるようにご努力をいただきたい」
自民党の食料安全保障強化本部などがまとめた提言では「自動車関税を引き下げたり、農林水産品を犠牲にするような交渉方針は断じて受け入れられない」と強調しています。
提言を受け取った江藤大臣は「決して国内の生産基盤を傷つけるようなことがあってはならない」と応じました。
一方、要請後に記者団の取材に応じた森山幹事長はアメリカ産のトウモロコシの輸入を拡大することについては「問題ない」と指摘し、大豆についても「協力できる」との考えを示しました。