立憲「選択的夫婦別姓」法案要綱を自民議連に説明
政治|
04/15 21:39

立憲民主党は選択的夫婦別姓制度の導入に向けて取りまとめた法案の要綱を制度に賛成する自民党議員らに説明し、党内で活発な議論を行うよう求めました。
立憲民主党
辻元代表代行
「一緒に実現に向けてぜひ、党内でもですね、活発なご議論やまた、動きを作ってほしいということを要請致しました」
立憲は自民党の「選択的夫婦別氏を早期に実現する議員連盟」のメンバーらと面会し、「野党の法案要綱をオープンな場で受け取って下さり敬意を表したい」と謝意を示しました。
子どもの姓を決める時期について、立憲が従来主張していた「出生時」から変更し、法務省の法制審議会に倣って「婚姻時」と定めたことに対し、自民党議連側は「良い取りまとめをしていただいた。自民党内には推進と反対の意見があり、平行線だが実現に向けて力を尽くしたい」と述べました。
立憲は与野党に賛同を呼び掛けたうえで来週にも法案を提出したい考えですが、自民党内には「旧姓使用の拡大」を主張する声が根強く、他の野党からも導入に慎重な声が上がっているため、法案が成立する見通しは立っていません。