新年度の予算案採決 野党応じる前提に自民安倍派の参考人招致への対応求める
政治|
03/28 05:50
新年度予算案を巡って自民党と立憲民主党の参議院国対委員長が会談し、野党側は採決に応じる前提として自民党安倍派の裏金問題に関する参考人招致について結論を出すように求めました。
立憲民主党
斎藤参院国対委員長
「改めて衆議院の方でも話題になっている安倍派の元議員を含む4名の方の参考人招致を求めた」
新年度予算案について、与野党は28日に石破総理大臣が出席する集中審議と締めくくりの質疑を行う方向で調整を進めていて、自民党としては、その日のうちに採決したい考えです。
一方、野党側はこれまで求めてきた安倍派の下村元文部科学大臣や世耕元経済産業大臣ら4人について、参考人招致を行うかどうか結論を出すように求めました。
自民党幹部は「歩み寄る余地は当然ある」と招致に応じる考えも示唆していて、28日に野党側に回答する方針です。