矢田稚子総理補佐官退任へ 元国民民主の参院議員で岸田前総理が抜擢
政治|
03/28 02:13

矢田稚子内閣総理補佐官が今月末で退任することが分かりました。矢田氏は国民民主党の元参議院議員で、岸田前総理大臣が起用し、石破政権でも続投していました。
矢田氏は岸田政権の2023年9月に賃金・雇用担当の総理補佐官に任命されました。
労働組合の出身として連合とのパイプを生かし、政権が掲げる「物価上昇に負けない賃上げの実現」や男女の賃金格差是正などに取り組んできました。
一方で、選択的夫婦別姓や会社員らの配偶者だけが優遇される国民年金の「第3号被保険者」の問題に切り込むなど、「官邸の異分子」と称して様々な提言を行いました。
岸田政権では国民民主党との連立も視野に連携を模索していたため、そのパイプ役としても期待されていました。