政府は年金改革法案について内容の検討や調整が間に合わなかったとして、期限だった14日までの法案提出を見送ることを決めました。 林官房長官 「厚生労働省において各方面に幅広くご理解いただくよう説明を重ね、できる限り早期に法案を提出できるよう、引き続き検討を進めていく」
　13日、政府は衆議院議院運営委員会の理事会で年金改革法案の提出が遅れると伝えました。
　年金改革を巡っては現役世代の保険料負担が増えるという指摘もあり、自民党内では夏の参議院選挙前の議論は避けるべきとの声が上がっている一方で、先送りすれば批判を受けるという懸念もあり、協議が続いています。
　与党は野党側に協議を呼び掛け、法案成立に向けた道筋をつけたい考えですが、立憲民主党の野田代表が事前協議を拒否するなどしていて調整が難航しています。