2隻目の日本関係船舶がホルムズ海峡通過 イラン側の「安全回廊」を航行
国際|
04/05 11:19
ホルムズ海峡で、日本関係の船舶2隻目の通過が確認されました。海峡では今、事実上の封鎖後は見られなかった異変が起きていると専門家は指摘しています。
■「地獄まであと48時間」
トランプ大統領(4日投稿)
「イランが交渉に合意するか、ホルムズ海峡の解放に応じるか、10日間の期限を与えたのを覚えていますか?時間は残りわずかです。イランに地獄が降り注ぐまであと48時間だ」
自身のSNSを更新し、こう警告したトランプ大統領。10日間延期すると表明していたイランの発電所などへの攻撃について、期限が日本時間の7日午前9時に迫っていると改めて強調しました。
いまだ出口の見えないイラン情勢。イラン側は徹底抗戦の構えです。
■日本関係の船舶通過 2隻目
事実上の封鎖が続くホルムズ海峡を巡っては新たな動きも。4日、2隻目となる日本関係の船舶の通過が確認されました。日本の商船三井とインド企業が共同保有するLPGのタンカー、「GREEN SANVI」です。
記録をみると、イランが管理するとして設置した「安全回廊」と呼ばれる北側の航路を通っています。ホルムズ海峡のモニタリングを続けている専門家は、ここ数日、封鎖の状況に変化が見えると指摘します。
東京大学大学院
渡邉英徳教授
「かなり驚いた。通れなかったルートを通ったところが一番驚いたポイント」
2日、オマーン沖を航行する3隻の船。うち1隻は商船三井とオマーン企業が共同保有するLNGのタンカーです。日本関係の船舶として、初めて海峡を通過しました。
3隻が通ったのは、イラン側の“安全回廊”ではなく、オマーンの沿岸を通る南側の「通常航路」でした。
「ここはイランが攻撃をして炎上した貨物船がまさにいたところ。ホルムズ海峡の南側、オマーン沿岸を通った船はほぼなかったので。オマーン行きの船が3隻無事に通った。それができたのが一番大きい。イランとオマーンは仲が良いので、邪魔立てする理由はない。政治的な意思を感じる」
ただ、今回、海峡を通過した2隻の日本関係の船。航行した際には、船舶自動識別装置で、「日本の船」ではなく、それぞれ共同保有する「オマーンの船」「インドの船」とメッセージを発信して通航していたといいます。
「共同所有しているが『日本船』と言いすぎると誤解を招く。ただ、既成事実として日本関連船がホルムズ海峡を通過したのは事実。今後に影響を及ぼすだろう。(封鎖が)少しずつ緩む方向に向かっているのは確か」
(2026年4月5日放送分より)





