英民放ITV 地上波放送業の売却協議 3200億円規模 ストリーミングに注力
国際|
11/08 15:14
イギリスの民放大手「ITV」は地上波放送業の売却に向けた協議を始めたと明らかにしました。テレビ広告の収入が減るなか、ストリーミング配信に力を入れる動きとして業界の注目を集めています。
ロンドン市民
「驚くことはないですよ」
「(Q.よくITVを観るか)あまり観ないです。数チャンネルしかない時代だったら大きなニュースになったんだろうけど」
ITVは7日の声明で、自社の「メディア・エンターテインメント部門」をイギリスの通信大手「スカイ」に売却する可能性を含めた協議に入ったと明らかにしました。
協議が成立するかは不確定としていますが、売却額はおよそ3200億円になるということです。
メディア・エンターテインメント部門は地上波放送や配信サービスを手掛けていますが、広告収入の減少が取り沙汰されていました。
一方、番組制作を手掛ける「スタジオ部門」は売却の対象外だということです。
スカイニュースは協議の主な狙いについて、イギリスを中心とした強力なストリーミング配信の基盤を作ることだと報じています。





