21日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価はアメリカの大手企業の好調な決算を受け、過去最高値を更新しました。
　清涼飲料大手のコカ・コーラや日用品・工業品メーカー大手の3Mが発表した7月から9月の決算で、売上高などは市場予想を上回りました。
　また、自動車大手のGM＝ゼネラル・モーターズがトランプ政権による自動車部品関税の緩和措置を背景に通期の業績見通しを引き上げています。
　こうしたことを受けて景気の先行きに対する期待感が広がり、ニューヨーク株式市場では買い注文が広がりました。
　ダウ平均株価の終値は前の日に比べて218ドル高い4万6924ドル74セントで、過去最高値を更新しました。