「NATO加盟国はロシア産原油の購入停止を」とトランプ氏
国際|
09/14 01:33

アメリカのトランプ大統領はNATO(北大西洋条約機構)のすべての加盟国がロシアからの原油の購入を止めた時点で、ロシアへの大規模な制裁を行う考えを示しました。
トランプ大統領は13日、自身のSNSに、NATOに加盟する一部の国がロシア産の原油を購入していることが、ロシアに対する交渉力を弱めていると指摘しました。
そのうえで、すべてのNATO加盟国がロシアからの原油の購入をやめた時点でロシアへの大規模な制裁に踏み切る用意があるとし、中国に対しても50~100%の関税を課すことが、ウクライナでの戦争を終わらせるうえで非常に有効であると訴えました。
トランプ氏はまた、「NATOが私の指示に従えば戦争は即座に終わる」として、ヨーロッパ各国がアメリカよりも率先して行動すべきとの認識を示しました。