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台湾外交部長の訪日に中国が抗議 古屋氏や高市氏らと意見交換

国際

07/26 10:26


 台湾当局の外交トップが日本を訪問したことについて、中国外務省は日本側に強く抗議したと発表しました。
 台湾の林佳竜外交部長は、日本を訪れ、超党派の議員連盟「日華議員懇談会」の会長を務める古屋圭司衆院議員や、自民党の高市早苗議員らと今週、都内で意見交換しました。
 台湾の現役の外交部長の訪日が明らかになるのは異例です。台湾外交部は「訪問は私的なものだ」としています。
 中国外務省によりますと劉勁松アジア局長は25日、日本大使館の横地晃次席公使に対し、「台湾問題は中国の核心的利益中の核心だ」と強調しました。
 そのうえで、「日本側が林氏の『私的な身分』での訪問を容認したことは反中分裂活動に舞台を提供し、極めて誤ったシグナルを発するものだ」と抗議しています。
 また、「今年は抗日戦争勝利80周年であり、台湾の光復80周年にあたる」として、日本側に「これまでの政治文書と台湾問題に対する厳粛な約束を守り、今回の事態による悪影響を取り除く措置を直ちにとるよう」求めています。
 北京の日本大使館によりますと、会談は電話で行われ、横地公使は日本政府の台湾に関する立場を説明したということです。

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