トランプ氏「ハマスは合意望まず」仏のパレスチナ国家承認は「意味がない」
国際|
07/26 02:53

アメリカのトランプ大統領は、パレスチナ自治区ガザの停戦を巡って、イスラム組織「ハマス」が合意を望まなかったと不満を示しました。
トランプ大統領
「ハマスは残念だ。合意を望まなかった。ハマスは追いつめられるだろう」
イスラム組織「ハマス」は仲介国が提示した停戦案に対し、イスラエル軍が撤退する場所などに条件をつけて回答しました。
これを受けて、アメリカのウィトコフ中東担当特使は、カタールで協議にあたっていた交渉団を引き揚げると発表しました。
トランプ大統領は25日、記者団に対し「ハマスは合意を望まなかった」と不満を露わにし、「ハマスは追いつめられるだろう」と警告しました。
また、フランスのマクロン大統領がパレスチナを国家として承認すると表明したことについて、「マクロン大統領の発言には意味がない。状況は変わらない」と述べました。