フィリピンへの関税19%に トランプ氏「合意」と発表 東南アジアでは3カ国目
国際|
07/23 03:59

アメリカのトランプ大統領はフィリピンとの貿易協議で合意したと自身のSNSで明らかにしました。
トランプ大統領
「今日は貿易について話し合う。貿易協定の合意が間近に迫っている。大規模なものだ」
トランプ大統領は22日、ホワイトハウスでフィリピンのマルコス大統領と会談しました。
トランプ氏は会談終了後、自身のSNSにフィリピンとの貿易協議で合意したと投稿しました。
トランプ氏によればアメリカはフィリピンからの輸入品に19%の関税を課す一方、フィリピンは自国の市場を開放し、アメリカからの輸入品への関税はゼロにするとしています。
トランプ政権はフィリピンに対し、4月時点で「相互関税」として17%の税率を示していましたが、今月9日の書簡では税率を20%に引き上げると通告していました。
今回の首脳会談を受けて、税率を1%分だけ引き下げた格好です。
トランプ氏が関税を巡って合意したと発表したのは、東南アジアではベトナム、インドネシアに続き3カ国目となります。