ガザ地区中部に初の地上侵攻開始 イスラエル軍ハマスの補給路を断つ狙いか
国際|
07/22 01:05

イスラエル軍がガザ地区での戦闘が始まって以降、初めて中部にあるデイルアルバラへの地上侵攻を開始しました。
イスラエルメディアは21日、イスラエル軍がガザ地区中部にあるデイルアルバラで地上侵攻を開始したと伝えました。
これまでは北部と南部で大規模な地上侵攻を実施していて、デイルアルバラへの作戦拡大は、2023年10月の戦闘開始以降、初めてのことです。
イスラエル軍は20日にこの地域の住民に対して、避難警告を出していました。
中部に作戦を拡大することでガザ地区を南北に分断し、イスラム組織「ハマス」が食糧などを補給する手段を断つ狙いがあるとみられています。
ただ、ハマスに捕らえられた人質の一部が中部に残されている可能性があるという指摘もあり、人質の家族らからは非難の声も上がっています。