TSMC 熊本第2工場は年内着工へ AI向け半導体需要急増で業績好調
国際|
07/17 17:46

半導体の受託生産の最大手「台湾のTSMC」は17日、熊本県で準備している熊本第2工場について、年内に着工する予定と明らかにしました。
アップルなどを顧客とするTSMCの業績は好調で、17日に公表した4月から6月期の決算は純利益が3982.7億台湾ドル、日本円で約2兆円で、前年同期より6割アップしました。
主な要因は世界的なAI向けの半導体需要の急増で、17日の説明会でも「AI(人工知能)関連の需要はとても強い」と何度も言及し、「需要と供給の間のギャップを埋めるために懸命に努力している」と説明しました。
熊本第2工場の建設については地元のインフラの準備次第としつつも、今年中に着工するとの見通しを示しました。
画像:TSMC提供