「天国に一番近い島」ニューカレドニア フランス内で「国家」に
国際|
07/17 09:25
「天国に一番近い島」とも呼ばれる南太平洋のフランス領ニューカレドニア。これまで3回にわたってフランスからの独立の是非を問う住民投票が実施されましたが、いずれも否決されています。
去年には、独立派の先住民を中心に暴動が起きていました。
フランスのマクロン大統領はニューカレドニアについて、フランス国内で一定の主権を持つ「国家」とすることで合意したと発表しました。
マクロン大統領のXから
「10日間にわたる協議を経て、歴史的な合意に達しました」
憲法を改正し、住民がフランス国籍に加えてニューカレドニアの国籍を取得できるようにします。
通貨や安全保障などの分野について、フランスから主権を移譲することも可能で、世界有数の生産量を誇るニッケルに関連する産業の振興策も盛り込まれたということです。
(「グッド!モーニング」2025年7月17日放送分より)