ロシア人の不動産購入禁止法施行/フィンランド“安保上の脅威”ベラルーシ人も対象
国際|
07/17 00:36

ロシアと国境を接する北欧フィンランドでロシア人とベラルーシ人が国内の不動産を購入することを禁止する法律が施行されました。
フィンランドで15日に施行された法律では、他国の独立や主権を侵害する国や安全保障に脅威を及ぼす国の国籍を有する者が国内の不動産を取得することを禁止しています。
ウクライナ進攻を続けるロシアと、同盟国のベラルーシの国民が対象となります。
施行を受けてハッカネン国防相は「フィンランドの安全保障を強化し、あらゆる影響力が行使される手段への備えを強化するものだ」とSNSに投稿しました。
ロシアとおよそ1300キロメートル国境を接するフィンランドではウクライナ進攻を受け、ロシアとの国境を閉鎖したほか、今月、対人地雷禁止条約からの脱退をストゥブ大統領が承認しています。