米国家情報長官 広島訪問後に核廃絶主張「核の恐怖に怯えることのない世界を目指す」
国際|
06/11 08:46

アメリカの国家情報長官が広島や長崎に投下された原爆の被害に触れ、核兵器の廃絶を訴える動画を自身のSNSに投稿しました。
ギャバード国家情報長官
「核の狂気を終わらせるため、声を上げなくてはならない。核戦争への道を拒否し、核の恐怖に怯えることのない世界を目指す必要がある」
トランプ政権でCIAなどの情報機関を統括するギャバード国家情報長官は10日、最近、広島を訪問し、原爆の実相に触れる機会があったことを自身のSNSで明らかにしました。
動画には原爆の恐ろしさを描いた絵画が紹介され、ギャバード長官は「絵画が伝える苦痛と喪失感は写真よりもはるかに強烈だった」としています。
また、核による破滅の瀬戸際にかつてなく近付いていると指摘し、「この狂気を終わらせるため声を上げなくてはならない」と訴えました。
画像:ギャバード長官のXから