ロシアの脅威が高まるなか、イギリスが国防の新たな方針を発表しました。攻撃型原子力潜水艦を12隻建造するなどとしています。 イギリス
　スターマー首相 「高度な軍事力を持つ国から直接的な脅威を受けている時、最も効果的な抑止策は備えを万全にすることだ」
　イギリスのスターマー首相は2日、「ロシアの侵略がわが国の海域にまで拡大している」と危機感を示し「戦闘準備態勢に入る」と述べました。
　国防の新たな方針として今後、攻撃型原子力潜水艦を最大12隻建造するほか、核弾頭の開発などに150億ポンド、およそ2兆9000億円を投資するということです。
　そのうえで「2035年までに10倍の対処能力を持つ軍隊を創設する」と強調しました。