ブラジルのルラ大統領は、プーチン大統領をロシアとウクライナの直接交渉に出席するよう説得するため、急きょ、モスクワを訪問しました。
　ブラジルのルラ大統領は14日、中国で習近平国家主席と会談後、プーチン大統領をイスタンブールでゼレンスキー大統領と交渉するよう説得するつもりだと述べました。
　ロシアメディアによりますと、ルラ大統領の専用機は午後2時ごろモスクワの空港に着陸しました。
　しかし、午後2時から5時すぎまでプーチン大統領とマレーシアのアンワル首相の会談が行われていました。
　ルラ大統領の専用機は午後6時前にはモスクワを離陸したということです。
　ロシア大統領府はその後、プーチン大統領がルラ大統領と電話で会談したと発表しました。
　ルラ大統領は交渉の成功に向け全力を尽くすと述べたとしています。