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ロシア・ウクライナ直接協議のポイントは?

国際

05/14 00:43


 ロシアのプーチン大統領が提案したトルコでのウクライナとの直接協議。実現した場合、どんなことが話し合われるのでしょうか。そして、ウクライナ情勢にどのような影響を及ぼすのでしょうか。
 ウクライナを支援するヨーロッパは、ロシアが「即時無条件での停戦」を受け入れない限り、エネルギーや金融面での厳しい制裁を科す方針を崩していません。
 一方でロシアは、15日のトルコでの協議で、「前提条件なし」でのウクライナとの直接交渉を要求しています。
 ロシアは、ウクライナ・欧州が「停戦」の回答期限としていた12日を過ぎても、戦闘行為を止めず、明確な回答をしていません。
 トランプ大統領は、制裁の発動を15日のトルコでの協議まで保留する方針です。
 会合でロシアの本気度を判断するとしています。
 このトルコでの協議で、ロシアが「即時停戦」を受け入れるのか、拒否するのかが、最初の焦点となります。
 ウクライナを支援する欧州は、ロシアが拒否した時点で新たな制裁を科す方針です。
 ただ、トランプ大統領が欧州と足並みをそろえ、アメリカも制裁に加わるのかははっきりしていません。
 欧州のみでの制裁となると、欧米の足並みが乱れることになります。
 修復には再び時間を要します。
 欧米がともに制裁に踏み切ることができれば、世界的な原油安を背景にロシアの国家財政は厳しい状況に追い込まれる形になります。