プーチン氏の直接交渉提案にゼレンスキー氏「まず停戦」 仏大統領同調 トランプ氏は…
国際|
05/11 17:37

ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアのプーチン大統領が提案した直接交渉を行うには、ロシアが停戦に応じることが必要だと訴えました。
プーチン大統領が、西側諸国の求める30日間の無条件停戦を事実上拒否してトルコのイスタンブールで直接交渉するという提案をしたことについて、ゼレンスキー大統領は11日、「ロシアが戦争終結を考え始めたのは良い兆候だ」と指摘しました。
一方で「どのような戦争も終結させるための第一歩は停戦だ」と主張し、「ロシアが、12日から完全かつ永続的で信頼できる停戦することを期待している」として、交渉は停戦後に始める方針を示しました。
フランスのマクロン大統領も「無条件停戦は交渉に先行してはならない」「プーチン氏は出口を探っているが、今は時間を稼ぎたいだけだ」と述べ、プーチン大統領の提案は「不十分だ」と強調しました。
一方、アメリカのトランプ大統領は、プーチン大統領の提案について、ロシアとウクライナにとって「素晴らしい日になる可能性がある」「今週は重要な一週間になる」とSNSに投稿しました。
ロシア軍はプーチン大統領の直接交渉の提案後もウクライナの各都市への攻撃を続けています。