トランプ氏 カナダ・カーニー首相と会談 持論展開
国際|
05/07 06:15
アメリカのトランプ大統領はカナダのカーニー首相と会談し、「カナダはアメリカの51番目の州になるべき」との考えを改めて示しました。
アメリカ
トランプ大統領
「今でもそう思っているよ。タンゴを踊るには2人必要だろ?これは素晴らしい結婚になると思うんだ」
カナダ
カーニー首相
「不動産の世界では売りに出されない土地があるのをご存じか。カナダは売り物ではないし、これからも決して売りに出されることはない」
アメリカ
トランプ大統領
「決してないとは言えない。決してとは言えないんだよ」
トランプ大統領は6日、カーニー首相と初の対面での会談に臨みました。
トランプ氏は「カナダはアメリカの51番目の州になるべき」との持論について、「カナダ国民にとって大規模な減税や軍事力の提供を受けられる」と主張しました。
これに対し、「反トランプ」を掲げて総選挙での勝利を収めたカーニー首相は、「カナダは売り物ではない」と反論しました。
また、トランプ氏はカナダへの関税について、撤廃する考えはないと強調し、関税を巡っても議論は平行線をたどりました。