ルーマニア“やり直し”大統領選挙 極右政党党首が首位で決選投票へ
国際|
05/06 07:16
東ヨーロッパのルーマニアで、やり直しの大統領選挙が4日に行われ、極右政党の党首がトップになりました。18日に決選投票が予定されています。
ルーマニア大統領選挙の第1回投票が4日に実施され、ウクライナ支援に反対する極右政党のシミオン党首(38)がトップ(得票率約41%)となり、2位(得票率約21%)は首都ブカレストのダン市長(55)でした。
18日に決選投票が行われます。
去年11月の大統領選挙では、ほぼ無名だった極右のジョルジェスク氏(63)が首位になりましたが、ロシアによる介入の疑惑が浮上して選挙が無効となり、今回、ジョルジェスク氏は立候補を認められませんでした。
第1回投票で圧勝したシミオン氏は、今月18日の決選投票でも勝利した場合、ジョルジェスク氏を指導者として迎える考えを表明しています。