鉱物協定「再生への重要な一歩」 現地企業CEO
国際|
05/02 23:15

アメリカとウクライナが鉱物資源開発を共同で行うとする経済連携協定に署名したことについて、ウクライナの鉱物企業のCEO(最高経営責任者)は「経済再生に向けた重要な一歩だ」と評価しました。
ウクライナのチタン生産会社「VELTA」のアンドレイ・ブロドスキーCEOはANNの取材に対し、先月30日に署名されたアメリカとウクライナの経済連携協定について「ウクライナの再工業化と経済再生に向けた戦略的に重要な一歩だ」と述べました。
そして、この協定がレアアースなど重要資源の採掘・加工において「アメリカからの直接投資を誘致する新たな機会を開く」として、ビジネス機会の拡大に期待を示しました。
また、「新たな雇用の創出や国際基準の採用、税制の改革などが進むきっかけになる」として、ウクライナで改革が求められる分野にも良い影響をもたらす可能性を指摘しました。
そして「ウクライナの経済モデルが根本的に再構築され、近代的な産業経済国として復興する可能性を秘めている」と期待を込めました。
画像:ウクライナスビリデンコ第一副首相のSNSから