トランプ大統領「扇動的な発言が戦争解決を困難に」ゼレンスキー氏を非難
国際|
04/24 07:11

アメリカのトランプ大統領は、ウクライナのゼレンスキー大統領が和平を困難にする「扇動的な発言」をしたと強く非難しました。
ゼレンスキー大統領は22日、アメリカが「ロシアのクリミア半島領有」を承認することを和平の条件として提示したとの報道に、承認しない考えを改めて強調しました。
これに対しトランプ大統領は23日、自身のSNSに投稿し、クリミアについては議論の余地のない問題だとしたうえで、「扇動的な発言が戦争の解決を難しくしている」、「ロシアとの和平交渉に極めて有害な発言だ」と非難しました。
また、ウクライナの戦況は絶望的だと指摘し、ゼレンスキー氏に対し、「和平を選ぶか、このままあと3年間戦って国全体を失うかのどちらかだ」と迫りました。
トランプ氏はロシアとウクライナの停戦が早期に実現するよう求めていて、交渉の進展に向けゼレンスキー大統領に圧力をかけた形です。