USスチール買収計画めぐり トランプ氏 関税協議の対象に慎重
国際|
04/18 12:38
日本製鉄によるUSスチールの買収計画について、トランプ大統領は関税を巡る日米協議の対象とすることに慎重な姿勢を示しました。
トランプ大統領
「関税協議でその件を持ち出すこともできるだろう。交渉の一部になり得るかもしれない。ただ関税交渉はもっとシンプルだ」
トランプ氏は17日、日本製鉄によるUSスチールの買収計画は関税を巡る日米協議の対象になり得るとの考えを示しながらも、「別々に見ていくことになるだろう」と慎重な姿勢を示しました。
また、外国の企業がUSスチールを買収することは望んでいないとし、日本製鉄がいなくても「再び強くできる」と強調しました。
一方、日本製鉄には「敬意を持っている」として、買収ではなく投資や協業などで関与することは容認する姿勢を示しました。