米と核協議控えイラン外相がIAEA事務局長と会談
国際|
04/17 07:20

アメリカとの2度目の核協議を控えるなか、イランの外相はIAEA=国際原子力機関のグロッシ事務局長と会談しました。
IAEAのグロッシ事務局長は16日、イランの首都テヘランを訪問しました。
アラグチ外相との会談では、アメリカとの間で続く核協議について、意見が交わされたということです。
グロッシ事務局長は会談後に「外交が切実に必要な時期に、イランの核開発が平和的なものであることを保証するには、IAEAとの協力が不可欠だ」と声明を出しました。
次回ローマで開かれる核協議が19日に迫るなか、アメリカはイランへの圧力を強めています。
イランとしては、IAEAに協力姿勢をみせ核開発の目的が平和利用のためだと示したいものとみられます。