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町を埋め尽くす人、人…住民総出のフットボール 何でもあり?英国で“最もタフ”な試合

国際

04/11 19:00

イギリスの小さな町で、“町全体”を競技場とするフットボールの試合が少なくとも17世紀からほぼ毎年行われています。 ANNロンドン支局の取材班が英国紳士たちによる激しい「伝統の一戦」を撮影しました。 イギリス中部ダービーシャー州アッシュボーンでほぼ毎年行われている「ロイヤル・シュローブタイド・フットボール」。サッカーやラグビーの起源とも言われていて、少なくとも17世紀から続いています。 選手は地元住民や出身者がほとんどです。運営ボランティアや応援を含め、試合は住民総出で行われます。 チームは町を流れる川を境に「アッパーズ」と「ダウナーズ」の2つに分けられます。選手たちはほぼ全員が顔馴染みで、誰がどちらのチームの選手なのかを把握しているそうです。 試合が始まると、スタート地点の町の中心部からそれぞれおよそ2.5キロ離れたゴールにボールを運ぶため、ハグと呼ばれるスクラムを組んで押し合いを続けます。 町全体が競技場で、川の中でもボールを取り合う場面がありました。 競技のルールは、殺人やボールを乗り物で運ぶことが禁止されている以外はほとんどないことから、「何でもあり」「イギリスで最もクレイジーな試合」などと言われています。それでも英国紳士らしく、大きな混乱なく試合が展開されていきました。 試合は2日間の日程で行われます。取材した初日は、試合開始から6時間20分後にようやくダウナーズが先制しました。ゴールを決めた選手は町のヒーローで、祝賀パレードも行われました。 ※この映像にはナレーションはありません。ご了承ください。

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