ドイツで9日、保守の「キリスト教民主・社会同盟（CDU・CSU）」とショルツ首相が率いる中道右派の「社会民主党（SPD）」が9日に連立政権を樹立することで合意しました。
　ドイツで9日、保守の「キリスト教民主・社会同盟（CDU・CSU）」と中道右派の「社会民主党（SPD）」が連立政権を樹立に向けた協定に合意しました。
　2月の総選挙では「CDU・CSU」が最大勢力となり、ショルツ首相が率いる「SPD」は3位と低迷しました。
　「CDU」のメルツ党首が来月上旬にも首相に就任し、新政権が発足する見通しです。
　メルツ氏は移民政策の厳格化を訴えているほか、ドイツとヨーロッパの安全保障を強化するため、国防費などの増額のために財政規律を緩和する憲法改正を主導し、先月、上下両院で可決されました。