尹前大統領“内乱首謀”を否認 「非暴力的に要求受け入れた」
国際|
04/14 14:02
非常戒厳を発令し、内乱を首謀したとして起訴された韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領が、初公判で起訴内容を全面否認しました。
尹氏の初公判は14日、ソウル中央地裁で開かれています。
韓国メディアによりますと、出廷した尹氏は「非暴力的に国会の解除要求をただちに受け入れた」と非常戒厳を数時間で解除したことを強調し、起訴内容を全面的に否認したということです。
尹氏は内乱を首謀したとして起訴されていて、有罪となれば死刑か無期刑となります。
非常戒厳の発令が「暴動」に該当するかなどが争点です。
また、尹氏は4日に不訴追特権のある大統領を罷免(ひめん)されたため今後、他の罪にも問われる可能性があります。