「敵対的だ」ロシア外務省が日本を牽制 防衛省のNATO組織への参加表明で
国際|
04/11 01:28

NATO(北大西洋条約機構)のウクライナ支援をしている組織に日本の防衛省が参加を調整していることに対して、ロシア外務省は「厳しく対応する」と強く牽制(けんせい)しました。
中谷防衛大臣は8日、ウクライナに提供する装備品や訓練の調整を行うNATOの支援組織に防衛省として参加する意向を表明しました。
これに対してロシア外務省は10日、「直接・間接を問わず、ウクライナに対する日本のあらゆる支援は、敵対的だと考えていると警告する」などとするメッセージをホームページに掲載しました。
「日本が実施に踏み切れば、ロシアは強硬措置を取り、日本にとって最も影響の大きい分野への重大な損害は避けられないだろう」などと、強く牽制しました。
具体的な対抗措置の内容については明らかにしていません。