【速報】韓国の非常戒厳めぐる尹大統領の弾劾審判 4日午前11時に宣告 憲法裁判所
国際|
04/01 10:58

韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の弾劾(だんがい)審判で、憲法裁判所は4日に罷免(ひめん)するかどうかの判断を言い渡すと発表しました。
憲法裁判所の発表によりますと、宣告は4日午前11時で尹大統領の罷免の是非が言い渡されることになります。
非常戒厳を巡る尹氏の弾劾審判では、8人の裁判官のうち6人以上が賛成すれば罷免が決定し、2カ月以内に大統領選挙が行われます。
賛成が6人に達しなければ尹氏は職務に復帰します。
これまでの弁論で尹氏側は、政府高官を相次いで弾劾するなど野党が「国政を麻痺させている」とし、非常戒厳はそうした状況を「国民に警告するためだった」と正当性を主張しています。
一方、弾劾訴追した国会側は今回の非常戒厳が憲法違反だったと主張しています。
また、宣告当日は弾劾賛成派、反対派ともに大規模なデモが予想され、衝突や暴動を防ぐため警察は総動員で対応にあたる方針です。