日枝氏退任 英ファンドは「決断力ある行動」と評価 信頼回復には「変化示す必要」
国際|
03/27 22:00

フジテレビの日枝久氏が取締役相談役を退任したことについて、イギリスの投資ファンドは「決断力のある行動に出た」と評価しました。
フジ・メディアホールディングスの株式約1%を保有するイギリスの投資ファンド「ゼナー・アセットマネジメント」は27日、ANNの取材に応じ、日枝氏が取締役相談役を退任したことについて「フジ・メディアホールディングスに関わる全員にとって明るいニュースだ」と述べました。
そのうえで「取締役会は非常に決断力のある行動に出た」としています。
また、取締役の女性比率を3割以上にするとしたことを評価したうえで、「もし取締役にもっと多くの女性がいれば問題は起きなかっただろう」と指摘しました。
さらに「今後は新しい経営陣が従業員にとって健全で尊重される文化を築きながら素晴らしいコンテンツを作成できることを期待している」と述べ、信頼回復に向け、変化を示すことが必要不可欠との認識を示しました。