ミャンマーでマグニチュード7.7の地震が発生しました。隣国のタイ・バンコクでは、建設中の高層ビルが倒壊するなど被害が出ています。 ■ミャンマーM7.7地震
　バンコク。地震の瞬間の映像では机の下に逃げる人、階段は避難する人であふれます。
　建築中のビルを見る人々。すると、ビルが倒壊。逃げ惑う人々が映し出されています。
　タイ当局によりますと、1人が死亡。50人がけがをしたということです。 バンコク在住
　小林亮太さん 「自分がオフィスで勤務していたら地震が起きまして、皆、従業員外に出て、まだ建物内に戻らない方がいいという感じで皆、外で待機している。オフィスの近くの建設中のビルが崩壊している」
　東南アジアのミャンマー中部でマグニチュード7.7の強い地震がありました。
　建設中の建物でしょうか。余震が起き、人々が避難します。
　震源の深さは約10キロ、地震の規模を示すマグニチュードは7.7と推定されています。 ■隣国タイでビル倒壊
　隣国のタイでは建築中のビルが倒壊。白煙を上げて崩れ落ちます。バンコク郊外にある建設中の建物が倒壊し、作業員約40人が閉じ込められるなどの被害が出ています。 観光客（大阪から） 「階段で20階から降りた。めっちゃ不安です。今からどうすればいいのか。津波が来るのか来ないのかも心配です」 「（Q.旅行先での地震だが？）海外が2回目なので心配」 東京科学大学
　中島淳一教授 「今回、内陸の浅い所で起きた地震で、マグニチュード7.7は極めて大きな地震だと考えていい。震源付近の近い所は揺れは非常に大きいですし、建物もかなりの被害が出ていると考えられる」 「（Q.日本への影響は？）今回の地震規模は大きいが、日本からはかなり離れているし、沈み込んでいるプレートなど今回起こった内陸の特徴は日本と異なるので、今回の地震がすぐに日本列島で大きな地震を誘発するとか何らかの被害を及ぼすことはないと思う」
　気象庁によりますと、この地震による津波の心配はないということです。