米がウクライナの原発所有を提案 電話会談でトランプ大統領
国際|
03/20 12:04
アメリカのトランプ大統領はウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談し、アメリカがウクライナの原子力発電所を所有することを提案しました。
トランプ大統領とゼレンスキー大統領は19日、およそ1時間にわたって電話会談しました。
アメリカ側の声明によりますと、トランプ氏がプーチン大統領と合意したエネルギー関連施設に対する攻撃の一時停止について、ゼレンスキー氏も合意しました。
また、トランプ氏はアメリカがウクライナの原発を所有することが、インフラを保護する最善の方法だと提案しました。
一方、ゼレンスキー氏が防空システム「パトリオット」の供与を求めたところ、トランプ氏はヨーロッパから確保できるように協力すると応じました。
また、アメリカとウクライナの実務担当者が停戦に向けた協議を週内にもサウジアラビアで開催することで合意しました。
ゼレンスキー氏は会談終了後、アメリカのリーダーシップのもと、今年中にロシアとの恒久的な和平実現が可能だという見方を示しています。