トランプ政権 パナマ運河支配へ計画策定指示「武力行使はパナマ治安部隊の協力次第」
国際|
03/15 03:04

トランプ政権がアメリカ軍に対して、パナマ運河の支配に向けた計画を策定するよう指示したと複数のアメリカメディアが報じました。
トランプ大統領は「パナマ運河を取り戻す」と繰り返し発言し、軍事行動を辞さない姿勢を示してきましたが、ロイター通信などは支配に向けた計画を策定するようアメリカ軍に指示したと報じました。
指示を受けた中南米などを担当するアメリカ南方軍は、パナマに駐留する部隊の増強やパナマ治安部隊との連携強化策などを検討しています。
このほか、「可能性は低い」という前提で、パナマ運河を武力で占領するという案まで幅広い選択肢があるということです。
NBCは当局者の話として「武力行使するかどうかはパナマの治安部隊がどこまで米軍と協力するかに懸かっている」と伝えています。
来月にはヘグセス国防長官がパナマを訪問し対応を協議する予定です。