公取が段ボール大手企業に勧告 印版の保管など商慣習見直すよう業界団体にも要請
経済|
10/22 22:06
公正取引委員会は段ボールに文字などを印刷する時に使う印版と呼ばれる機材を下請け事業者に無償保管させたとして勧告を行いました。業界団体にも商慣習を見直すように要請をしています。
製紙大手「王子ホールディングス」傘下で、段ボール製造大手の「王子コンテナー」は遅くともおととし6月から下請け事業者140人に対し、長期間発注しないにもかかわらず、段ボールの加工に使う印版など合わせて9610個を無償で保管させていたということです。
公正取引委員会は下請法に違反するとして、王子コンテナーに対し再発防止などを求める勧告を行いました。
王子コンテナーは「法令順守や再発防止に努める」とコメントし、下請け業者127人に対しては今年7月までに印版の保管費用相当額の一部にあたる約341万円を支払ったということです。
印版の無償保管は3月にも別の企業に勧告を行っていて、業界の「暗黙のルール」となっていることから、全国段ボール工業組合連合会に対して商慣習を見直すように要請をしました。







