今年最多の値上げラッシュ 9月に調味料など4500品目超 なぜこのタイミング?
経済|
08/29 11:14
今年は値上げラッシュの秋となりそうです。帝国データバンクによりますと、9月は今年最多となる4500品目以上の値上げが予定されています。スーパーでは今、値札変更の準備に追われています。
■約3年ぶり大規模ラッシュか
東京・練馬区にあるスーパーでは、来月から多くの商品が値上がりするといいます。
アキダイ
秋葉弘道社長
「値上がりしない物を探すほうが早い。そういうレベル。今回つゆとか液体物に関して値上がりが非常に目立つ」
帝国データバンクによりますと、来月は「4531品目」が値上がりとなり、およそ3年ぶりの大規模な値上げラッシュとなる見通しです。
一番目立つのは、毎日の料理に欠かせない調味料。だし製品や、しょうゆ、たれ類などおよそ1800品目が値上がりします。
この影響で、問屋からは値上げ通知が次々と届いているといいます。
「これが値上がりの一覧表なんですが、すべてうちの店で取り扱っているわけではないですけれども、かなり多くのものが入ってます。正直言ってすべての物が上がっているといっても過言ではない」
問屋から届いた値上げリストは17ページにわたり、769品目にも上っていました。
多くの商品の価格が変わるため、値札変更の対応に追われています。
「今後値上がりする予定の物がこれだけ。うちのお店の中でも分かるだけでもこれだけある。非常に異常な状況」
あまりの量の多さに秋葉社長も店内をあちこちへ移動。
帝国データバンクによりますと、9月の値上げ品目数は、去年と比べおよそ3倍。その先の10月も2720品目が値上がりされる見通しです。
二人姉妹の母
30代
「すでにもう物価高で苦しいのに、これ以上どこを削ればいいんだろう。本当に野菜も高いし肉も高いし魚も高いから、何食べさせたらいいか分からなくて、最近は本当に安いものから選んであげてます」
80代
「もう値上げに慣れちゃって、またかという感じ。とにかく安売りの時を目がけて、一生懸命探して出歩いている」
■なぜこのタイミングで値上げ?
なぜこのタイミングで値上げラッシュが起きたのでしょうか。
帝国データバンク
飯島大介氏
「4月から始まったナフサ不足・石油製品の価格高騰。食品フィルムやペットボトルといった資材が6月以降コスト高を受けて、順次(原材料費の)製品価格が改定されていたが、秋口のこのタイミングで(飲食料品の)価格改定が集中した」
食品を包むフィルムやトレーなどの資材費、さらに輸送コストが増加。その影響で価格変更せざるを得なかった商品の値上げのタイミングがこの秋口に集中しているといいます。
「少しずつ9月・10月をピークにいったん収まるとは見ていますが、情勢の急変などによっては11月以降も再び値上げの品目が増加していく可能性も捨て切れない。今後の情勢は極めて注視していかなければならない」
(2026年8月29日放送分より)







