株高を支えたAI・半導体 ロボットが身近に活躍する社会へ
経済|
12/20 12:39
今年の日本の株高を支えた半導体・AI関連銘柄。その先端技術が生かされているロボット産業は、目覚ましい発展を続けています。
シンガポールからの旅行者
「どこにも行かないで~!」
外国人観光客の心をわしづかみにする、愛らしい日本のロボット。
ここは最新の科学技術が集まる日本科学未来館です。
節目の5万円を突破した今年の日経平均株価を引っ張ってきたのは、主にAI・半導体関連銘柄ですが、その勢いはそのまま、人手不足を背景に目覚ましい成長を続けるロボット産業の飛躍につながっています。
ロボットが集まるエリアに案内してくれるのが、「AIスーツケース」と呼ばれるこちら。AIが内蔵されたれっきとしたロボットです。特殊なセンサーで周囲の状況を把握し、利用者を安全に目的地まで誘導することが可能です。
着いた先にいたのは、目で情報を読み取り、表情や体を使って気持ちを表現するロボット、ケパラン。
そして「気の利くパートナー」を目指すロボット、インディ。生成AIを駆使したやり取りも可能です。
記者
「いつも近くにいてくれるだけでうれしいと思いますよ」
「気の利くパートナー」
インディ
「そう言ってもらえて幸せです。今日はどんなロボットが気になりましたか?」
今月開かれたロボット展では、世界各地から、より人間に近い動きを実現させた最先端のロボットが集結しました。来年には、人型ロボットが実際に自動車工場に配備され…また、数年後には一部のコンビニで人と同じように商品を並べることが可能なロボットも登場するようになります。
2035年の製品化を目標として、新しいタイプの乗り物ロボットの計画も進んでいます。
ロボットたちが私たちの身近な場所で活躍する世界はすぐそこまで来ています。





