“みかんシーズン”スタート 農家が語る今年の特徴は?
経済|
10/14 19:55
朝晩冷え込んできてミカンが恋しい季節になってきました。今年はどうやらミカンが期待できるようです。
■農家が語る
今年の特徴は?
今年もミカンの季節がやってきました。
香川・愛媛せとうち旬彩館
齋藤誠店長
「去年の同時期と比べると、120%くらい売れている」
この時期しか食べられないミカンが今年、実は絶好調です。
ミカンの名産地である静岡県伊東市にある農園では、今月初めからミカン狩りが始まりました。
神奈川から来た人
「すごく甘い」
「甘い。ちゃんとミカンの甘酸っぱさもある」
「(Q.何個くらい食べる?)20個くらい」
「30個くらい」
600円、時間無制限で好きなだけ味わうことができます。
今、旬なのは最も収穫が早く9月からとれ始める「極早生(わせ)」の品種です。
鈴木園
鈴木仁さん
「(Q.食べ頃はオレンジ色のイメージですが?)品種によって変わってくる。この品種はこのくらいの色付きで食べられる」
黄色がかっているくらいが食べ頃だという極早生ミカン。実はこの夏の天候はミカンにはプラスに働いたそうで…。
鈴木園
鈴木仁さん
「降水量が非常に少ないので甘味がのってくる」
比較的、酸味があるといわれる極早生ですが、甘さも十分に楽しめるそうです。
■“極早生みかん”の楽しみ方
同じ伊東市では驚くべき方法でミカンを味わえる店も発見しました。
蛇口からまるで水道水のように自然に出てきたのは静岡県内で取れたミカン100%のジュース。蛇口から出して楽しむことができます。
フルーツパーラー伊豆旬実堂
松浦徹店長
「ジュースが蛇口から出たら面白いかなということで。観光地なので少しでも楽しい思いをしてもらえたら」
一方で、とれたてミカンを手に入れられる場所は都内にも…。
香川・愛媛せとうち旬彩館
齋藤誠店長
「去年、不作だった分、今年は表年ですごくおいしいミカン。仲卸をはぶいて、スーパーに並ぶより1~2日早く届く」
東京・新橋にあるアンテナショップには愛媛県産の極早生ミカンがたっぷり届いていました。
ミカンを購入した人
「おいしそうだから買った。今年初めてのミカン」
「早生のミカンが好き。酸味がある方がおいしい」
■甘くておいしいのは緑?黄色?
ちなみに、売り場で迷ってしまう“色の判断”について聞いてみました。
香川・愛媛せとうち旬彩館
齋藤誠店長
「緑色が残っているものは若干、酸も残っているのでバランスを楽しみたい方は緑っぽいものを選んだ方がいい。酸が苦手という方は黄色く色付いたミカン。甘味たっぷりなので、こちらを選んでいただくと」
また、より新鮮なものを買いたい場合はヘタが黒くなっていないものを選ぶと良いそうです。